第2回下北地域の地域づくりプレーヤー交流会を開催しました


今年1月開催の地域プレーヤー交流会が非常に好評だったこともあり、2回目の交流会を開催いたしました!

今回は、前回の参加者の一人でもある小濱年高さんに講師として参加いただき、まずは会場の「シェアキッチンすてっぷ」周辺を散策。毎年9~10月にマグロの解体ショーが開催される「旧冷」(旧冷凍庫)や、居酒屋やスナックなどの夜のお店が集まる「親富幸通り」と「新・親富幸通り」、道を挟んで向かい合うように並んでいる「上寺(阿弥陀寺)」と「下寺(福蔵寺)」などを小濱さんに案内していただきました。

シェアキッチン入口の看板がとっても素敵です。
漁港は風が強い!大間は風のまち。地元の方によると「この風の強さは通常運転」とのこと。

会場のすぐ横にある稲荷神社の境内には、日本と台湾の文化が融合した大間町の祭・天妃様行列(※1)で使用される神具が保管されていました。知る人ぞ知るコアな地元の情報をたくさん教えていただき、大間町の新たな魅力を知ることができたように思います。

上寺(阿弥陀寺)と下寺(福蔵寺)、それぞれのすぐ隣にある神社も見学。
稲荷神社の境内にある天妃様行列の神具の保管庫。小窓から覗くと神具を見ることができます。

交流会の後半は、今回の会場でもある「シェアキッチンすてっぷ」を活用した地域づくり活動のアイディア出しを行いました。初めに講師の小濱さんから、シェアキッチンが誕生した経緯や、これまでの活動について伺いました。「シェアキッチンすてっぷ」は大間町の中心部にあり、レンタルキッチンとしての利用のほか、フリーマーケットや地元の高校生による「大間アゲ魚っ子」(※2)のPR活動などに活用されているそうです。

アイディア出しの前にキッチンを見学。とっても広いですね!
考えた活動案を共有。まちあるきで見つけた大間の魅力を取り入れたアイディアも出されました。

シェアキッチンを見学した後は、いざ、アイディア出し!シェアキッチンで何かおもしろいことができないか、参加者それぞれが思いつくままに書き出した後、全員で共有します。スタッフも小濱さんも「こんなに案が出てくるとは思わなかった…」と驚くほどに、楽しそうで魅力的な案がたくさん出てきました。最終的には実現できそうなものを組み合わせて、4つの案にまとめました。

実現できそうなものは?と相談中。
「数年間は困らなそう」と小濱さんが言うほどのたくさんの案が出てきました。

今回の交流会はアイディアを出すところで終わりでしたが、この中から1つでも実現できないか、地域プレーヤーの有志の皆さんと考えていきたいです。

最後は記念撮影!(撮影の時だけマスクを外しています)

※1天妃様行列の詳細は大間観光情報サイト(https://oma-wide.net/tenpi-procession/)をご覧ください。
※2大間アゲ魚っ子の詳細は大間アゲ魚っ子公式ホームページ(https://omasaganacco.jp/)をご覧ください。

投稿作成:青森県下北地域県民局地域連携部